師匠からいただいた言葉。仕事でお客さんと接するときも、会社で同僚と接するときも、その時に出るのは妻に接している態度。
普段の生活の中で妻にどのように接するよう心がけているか?妻を最愛の人とし愛情や尽くしたいという気持ちを持って接している人は、仕事や日常生活で出会う人も愛情を持って接するだろう。
妻を疎い距離を置こうとする人は、仕事や日常生活で出会う人とも距離を置こうとするだろう。
妻を軽蔑し見下す人は、仕事や日常生活で出会う人も軽蔑し見下すだろう。
言われてハッと気づくことが多い言葉だった。自分と照らし合わせても、他人と照らし合わせてもそのとおりだと思うところが多くぐうの音も出ない。
もっとも近くにいいる人をどう扱いどう捉えるか。自分の場合、私は私。あなたはあなた。私は私の追いたいものを追う。あなたはあなたの追いたいものを追う。自助努力で各々追求したい道を突き進み幸せになればいいという考え。
だから適度な距離をとり、関わり合うべきとき以外は関わり合わない。それは仕事でも同じだと感じる。まさに妻に接する態度が日常でもそのまま出ている。
もし現状がうまくいっていないなら捉え方を変える必要がある。
仕事で成功する方法
仕事で成功するために重要なことは3つある。
- 人生の目的を決めること
- 仕事で関わる人々を幸せにすること
- 夫婦円満で安心して仕事に打ち込める状態にあること
人生の目的を決めること
どういう自分でありたいか、何を成し遂げたいかの目的を決めること。仕事はそのための手段。
これまでの人生でずっと目標としてきた長野の山奥での生活。10年以上必死で追い続けてこの目標が叶って今は目的を見失っている状態だと思う。
そして、妻ができ、子供ができた。追い求めた土地で大きな変化が起こっている。この変化をしっかり受け止めて、人生をかけて成し遂げたい次なる目標を決めるにはもう少し時間がかかりそう。
まだ暫くは、自分と向き合うこと、静かにゆっくりと対話していくことが必要だと感じる。
仕事で関わる人々を幸せにすること
仕事で成功しようと思ったら、仕事で関わる人、同僚やお客さんを幸せにする必要がある。幸せになった対価がとして貰えるのがお金。だからこそお金に価値がある。
大切なのはどうやって幸せにするか。自分ではないやり方で無理して相手を幸せにしようとすれば歪が生じ、仕事が辛くなり、結果長続きしない。
人生の目的と合っていなければ、俺は何やってるんだろう?という気持ちがでて途中で熱が冷めきり続かなくなる。
継続的に人を幸せにし続け、この仕事が自分にとっての自然体でずっと続けていたいと思えることが大切。
ここからが本題。人を幸せにするためには、最も近くにいる妻を幸せにする必要がある。それができなければ、遠い他人を幸せにすることはできない。
そして、妻を幸せにする方法は誰かの方法ではなく、自分の方法でなければならない。自分で考え自分で導いた自分らしい方法で幸せにする。だからこそ継続できる。
その方法が仕事で誰かと関わるときにも発揮される。自分ができること。自分なりの愛情の伝え方。
夫婦円満で安心して仕事に打ち込める状態にあること
夫婦円満で安心して仕事に打ち込める状態にあることはとても重要。一見仕事とは直結していないが、ここが崩れるだけで仕事に大きく影響が出る。
前職でいやというほど経験した。
家に返って妻の機嫌がよく、心配やご機嫌取りする必要がない時は、心から気持ちよく仕事に打ち込める。そして、仕事をしているときも、機嫌のいい妻のことを思い出して、いい妻だなぁと幸せに浸り感謝し、より仕事に打ち込める。
一方で妻の機嫌が悪いと、なぜ機嫌が悪いのか?機嫌を取らなければいけないのか?何をしたら機嫌をとれるのか?嫌なLINEやメール、電話がこないか?家に返ったらグジグジ文句言われるのか?などとマイナスの思考が頭を駆け巡り仕事のパフォーマンスは著しく下がる。
仕事を頑張って良い成果を出して家に帰っても、妻の機嫌ですべてが台無しになる。家のドアを開ける瞬間までこの調子で明日も頑張ろう!という前向きな気持も妻の小言、イライラ、不機嫌、グチ、泣き言ですべて吹き飛ばされる。
確かに、自分の機嫌を自分でとれず、機嫌が悪いことをすべて他人のせいにしている妻は幼稚で明らかに悪い。自分で自分の機嫌をとって、家でも「あー今日も楽しかった!」っと言って幸でいてくれれば何の問題もない。
でもそれができないらしい。本人に自分の機嫌は自分でとらなければいけないという自覚があまりにもないのか、それとも自覚はあるがどうしてもそれができないのかはわからない。
ただ、旦那が妻の機嫌に影響を与えているのは確か。そして、旦那が妻を幸せにできていないことも確か。
夫婦円満な環境を作り上げるには、自分のやるべきことをやり、自分の機嫌を自分でとるだけでは足りない。一番身近にいる人を幸せにするという気概も必要。
自分にはそれが欠如していてた。そして、それができない限り仕事でも成功できない。
自分の性格上、歯が浮くような甘い言葉を言ったり、おちゃらけて遊んでバカップルをするというのはありえない。そんなことしたらしんどくて長続きしない。2週間に一度が限度。それ以上すれば拒絶の気持ちが強まってしまう。
ただ、自分なりに察してケアしたり、言葉のひとつひとつを気をつけたり、そのくらいはできる。むしろそのくらいやり通すぐらいの意思は必要。
言葉で伝えるのは苦手。言葉だと相手の感情を汲み取って相手に合わせてしまうことも多い。だから、文字にして、今考えていることや、これからどうしていきたいかが少しでも伝わるように努力する。
誰かの方法ではなく、自分なりの方法でしっかり考え、妻の幸せのためにできることをやり、年輪のように一つ一つ積み重ね、大きく太く丈夫なものにしていく。
それが夫婦円満でいるため、仕事で成功するための必須条件。
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