2週間お世話になったグランマとも今日でお別れです。この2週間でだいぶ仲良しになり、はるちゃんはグランマのことが大好きになったね。ビッテちゃんは最後の最後まではるちゃんに牙を剥いていたけど、一歩外に出ると背中をなでなでさせてくれるほどには距離が縮みました。
新宿まで、グランマとビッテちゃんがお見送りにきてくれました。はるちゃんは少しぐずったあと、浦和あたりから新宿までねんねしました。ビッテちゃんは一度も吠えず、キャリーの中でお利口さんにしていました。
あずさに乗って最初の1時間は、はるちゃんもバナナケーキやにんじんを食べたりして大人しくしていられたのですが、自由に動けなかったり、眠かったりで次第にぐずりだし、終いにはぎゃんぎゃん泣き始めてしまいました。母ちゃんは吐き気と戦いながら、連絡通路ではるちゃんを抱っこしたり膝に乗せたりして頑張りました。それでもどうしようもなくなって、最後はトイレのベビーシートにはるちゃんを寝かせながらおっぱいをあげて、なんとか落ち着かせることができました。
三連休の最終日、しかも夕方の電車だったので、車内は混み合っていました。なだめるのに必死で周りのことがほとんど目に入っていなかったのですが、迷惑に感じていた人もいるだろうな…それでも、隣のおばさんは優しく見守ってくれたし、連絡通路ですれ違ったおばさんは「長距離移動は大変よね。うちも2歳の孫が離れたところに住んでいるからわかるわ。うるさいだなんて思ってないわよ。」と温かい言葉をかけてくれました。
最後まで泣き喚いていたはるちゃんですが、電車を降りた途端に泣き止み、お父ちゃんと合流したら笑顔を見せるまでに元気になっていました。あぁ…かわいそうなお母ちゃん！
久しぶりのわが家は木の香りでいい匂いがしました。
夕飯を食べて一息ついたら、いよいよ妊娠検査薬を試しにトイレへ向かいました。今まで一度も陽性反応を見たことがないから試すのが怖くて怖くて…でも、起きてからずっと吐き気が続いたり、柔軟剤などの匂いがだめになったり、乳首がチクチク痛かったり、もう妊娠初期症状じゃなかったらなんなん⁈って思うほどに当てはまりすぎていたので、期待もしてはいました。
結果が見えないように検査薬を持ち運び、食卓に起きました。（今考えると汚いことした！）先にお父ちゃんが確認し、それからはるちゃんとお母ちゃんで一緒に確認をしたところ…
なんと、陽性の縦線がくっきりと出ていました！はるちゃんのときは排卵障害で不妊治療をしたので、まさか自然妊娠できるとは思ってもいませんでした。驚きと嬉しさで涙が止まらなかった！
まだ正常妊娠かも分からないし、流産の可能性も残っているけど、妊娠検査薬の壁を超えることができたことは、お母ちゃんにとってとても大きな一歩です。
この赤ちゃんは、多分彦根で授かった子なので、ひこにゃんと呼ぶことになりました。ひこにゃん、元気に育ってね！
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