子供が「ありがとう」を言ってくれないことに対する悩み。
誰かに何かをしてもらった時に「ほら、ありがとうって言うんだよ!」と言っても、子供は無理矢理言わされてるだけ。
本心はべつに言いたくない気持ちがある。大人も同じ。
ありがとうを言う練習は、子供が何かを上手くできて興奮状態にいるときにする。
褒めるときは、①その子の頑張りを褒める。②周囲の人を褒める。
子「ママー、これができたんだよ!」
母「へえー、すごいね!前から練習してたもんね。良くがんばったね」
母「それができたのも、休みの日にパパがいろいろ教えてくれてたからなんだよ。ありがたいね。」
と言えば、子供はそっかーパパのおかげもあるんだ!ありがたい!と思えるようになる。
本心として感謝の気持ちが芽生える。
子「パパーかけっこで1位をとれたよ!」
父「へえー、すごいね!前から練習してたもんね。良くがんばったね」
父「ママが毎日美味しいご飯作ってくれたおかげで、元気に頑張れたんだね!ありがたいね。」
といえば、子供はそっかーママのおかげもあるんだ!ありがたい!と思えるようになる。
本心として感謝の気持ちが芽生える。
大切なのは、親が何気ない日常のなかで「ありがたいね~」という他人に対する感謝の気持ちを示すこと。
感謝することが当たり前の環境で育った子供は、当たり前に感謝するようになる。
会社でも同じ
「お前、たまには感謝ぐらいしろよ」「こう言うときはありがとうだろ」と、感謝やありがとうを強要されても、本心からありがとうは言えない。
でも、何かで成功したり、賞を取った時に、
「おおっ!すごいな!前から何度も挑戦してたもんな。良くがんばった!」(相手を褒める)
「〇〇さんも、キミが成功する様に、徹夜して手伝ったり、資料の細かい点まで注意深くみてくれてたもんな。」
「とにかくおめでとう!」
といえば、
あっ、そうか、私/オレだけが頑張ったんじゃなくて、周りのサポートもあったんだ。あ。ごたいな〜。と心から思えるようになる。
まとめ
ついつい、「こういう時は感謝しなさい」とか「ありがとうぐらいいえよ」と言ってしまいがちだが、これは絶対NG。
- 感謝を強要してはいけない。
- ①相手の頑張りを褒める。②その人の周りを褒める。
- 成功して興奮状態にある時に言う
感謝しなければけないと思うのではなく、日常の中で自然に感謝する。子供に強要する前に、親が自然に感謝する姿を背中で見せる。そんな環境を作ることが一番こどものためになる。
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