親が子供を心配するのはあたりまえ。気になってしまうのは当たり前。何もできない頃からずっと育ててきた子供だもの。
この世でたった3人だけの子供。60億分の3。それは特別だよね。
ただ、親が心配して親切で子供のためにあれこれやることは、子供に対して、「私が解決してあげないと、あなた自身では問題を解決できるはずない」「あなたに問題解決の力があるとは思わない」「私が助けてあげなければ、自分でやるはずがない。」「あなたは無能なのだから」と暗に伝えていることになる。
親が子供のお手伝いばかりしてたら、子供は手伝ってもらわないとできない子になる。
親が子供の靴紐を結んであげていたら、子供は自分で靴紐を結べなくなる。
それはいくつになっても同じ。ずーと親に甘えていて、40才になった頃に親がいなくなってしまったら、40才のそのタイミングから練習しなければいけなくなる。3才の子が練習してたのと同じプロセスをその時から辿るようになる。
靴紐だけでなく、友達作り、人付き合い、役所での手続き、貯金や投資、就職、転職、結婚、そして、別れること、辞めること、どれも人生にはつきもので、自分で越えていくしかない。
時には逃げられるかもしれない。でも、同じ問題が歳をとってからまたやってくる。
結局やってくるなら、早ければ早いほどいい。
試してみて、失敗することも大きな成長。そのやり方だとダメだとそこでようやく学べる。
試さなきゃ、ダメなことにすら気づかず、ずーっと歳をとってしまう。
若い頃にたくさん失敗して経験積んでおいた方が、後々、笑えることも多くなる。そんな失敗もう経験済みだし!笑 と言えれば強い。そして、その人生はおもしろい!
最強になりたいな〜
自分も、側に迷ったり悩んだり苦しんだりしてる子がいれば助けたくなる。心配してしまう。それは人間だからそういうもの。
そして、暇でやることがなければ、構うことにエネルギーが向いてしまう。
そうならないためにも、今から打ち込めるものを作っていく必要がある。
将来、子供に構いすぎないように。自分だって準備をしていかなきゃいけない。
急にやりたいことなんて見つかるはずない。いろいろ試して、いくつになっても新しいことに挑戦できるよう、心理的ハードルは低くする努力をしてないと、大人だって、怖くて一歩踏み出せなくなっちゃう。
もっともっとたくさん試して、学んで、取り入れて、挑戦して頑張ろー。
親切心が悪いのではなく、親切心を押しつけて子供の成長の機会を奪ってしまうのが悪いこと。
子供が本当に困って、助けを求めてきたら、その時は手を差し伸べてあげるのが大事。
見守るべき時に手を差し出して、手を差し出すべき時に見守ってはいけない。
見守るべき時に見守り、手を差し伸べるべき時に手を差し伸べる。
そのタイミングは全部相手のタイミング。それを学んで練習していくのは、子供が成長してくのと同じくらい、大人にとっても大事な成長。
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