師匠からの衝撃の言葉「老後に妻のおしめを替えたい」そのぐらい妻のことが愛らしくて愛らしくてしょうがないという意味。誰にも触らせたくないし、自分で独占していたいという愛情。
妻に対してそんな感情を抱いている人がこの世に存在していることが衝撃だった。というか、そんな考え方があるという事すら新しい発見だった。
だからこそ、師匠の仕事には目的があり、お客さんとの話し方、仕事の進め方には筋が通っている。
目的は妻をもっと楽にしてあげたい。そして仕事の進め方は相談相手が妻だとしたらどういった提案をしてあげることができるか。
契約金額とは別のところに目標があるので、無理そうな保険内容であれば「それは、こういう理由で辞めたほうがいいです」という提案もできる。
お金目当てだと、いかに金額をもっと釣り上げるかに目がいってしまう。だからこそ、何のために仕事をするかという目的意識はとても大切。
最愛の妻という明確なペルソナがいるのも対面の仕事にとても向いている。
なぜ「老後に妻のおしめを替えたい」と思えるのか?
なぜ「老後に妻のおしめを替えたい」と思えるのか?を聞いた所、小学生から知っている中で、お互いのことはわかり合っていて、そして、その愛着は、昔からあるペットのようにかわいくて愛おしくてしょうがないものということらしい。
そして、奥さんの話を聞いてみるとよくできた人で、自分の機嫌は自分でとれる人。子供も3人いるが家に帰って嫌なムードを見せることなく毎日楽しく過ごしている。不機嫌で八つ当たりをするのは年に1回あるかないかとのこと。
生理とか産後とか女性なら機嫌が悪くなってしょうがない日もあると思うのに、そこも自分できちんとコントロールして周りに当たらないよう機嫌保っていると考えると、自制心があり周りへの配慮も強くとてもすごい人。仕事の話をしても、興味を持って話に乗ってくれる。
自分が仕事にひたむきになることを心から応援してくれて、家に帰っても明るくいてくれて、子供が3人いても毎日を楽しみ、キレたり八つ当たりすることなく、仕事の話を興味を持って聞いてくれる。
そんな人がいたら、男としては、妻に対して感謝が溢れる。仕事に打ち込んでいる時に妻のことを考えて幸せな気持ちになる。他の人の奥さんの話を聞いて、自分はなんて恵まれているんだと幸せな気持ちになる。そしてそんな妻を幸せにするためにもっともっと頑張りたいと思う。
そして、自分よりも大変だと思うのに、泣き言を言わず、イライラせず、文句を言わず、子供との時間を明るく笑って楽しめる。そんな人には尊敬の念が湧くいてくる。
自分ならイライラしてしまうかもしれない、疲れて文句を言ってしまうかもしれない。それを自分でコントロールして楽しく乗りこなしている人は尊敬でしかない。
そんな尊敬できる人と一緒にいられたらどんなに素晴らしいことか。そんな自慢で最愛の妻のおしめを老後に替えたいと思う気持ちもわかる気がする。
旦那の大きな貢献
話を聞いているだけだと、奥さんがとてもできた人で、だからこそ溺愛してしまうし、自分もそんな奥さんだったら「老後に妻のおしめを替えたい」と思うだろうと感じてしまう。
でも、素晴らしいのは奥さんだけでなく、旦那さんも素晴らしい。
旦那さんは記念日には奥さんにプレゼントを贈る。その目的は奥さんを喜ばせたいから。奥さんと2人きりで食事にも行く。それは奥さんが好きだから。
旦那さんが奥さんを喜ばせたい・幸せにしたいという気持ちで溢れている。
素晴らしい奥さんが先か?素晴らしい旦那さんが先か?
卵が先か鶏が先かの問題ではないが、素晴らしい奥さんが先か?素晴らしい旦那さんが先か?の問題では決着はつかないと思う。
素晴らしい女性がいて、素晴らし男性がいて、その素晴らしい2人が惹かれ合って夫婦になったのが今の形だと思う。
世の中には引き寄せの法則があり、今の自分に合った人が自分の周りに集まる。それは高校でも大学でも大手企業でもメガベンチャー企業でもベンチャー企業でも同じ。自分が努力してレベルを上げる度に周りの人のレベルが明らかに上がった。
パートナーもまったく同じだと思う。今の自分に合った人が今の自分の奥さんになっている。
今の自分は、記念日を祝わない。外食は出費と捉えとことん嫌う。2人きりで出かけたいと思っていない。プレゼントを贈り合うなんて無駄な出費だと考えている。贅沢な食事は百害あって一理なしだと考えている。
一方で、妻を搾取しようとは考えてない。妻には楽しく幸せな人生を掴み取って欲しいと思っている。妻の足をひっぱったり幸せになる邪魔をしたいなんてことは1ミリも考えていない。
家の修繕などの重労働を妻に押し付けるなんてことはせず、自分にできることは率先してやろうと思っている。子供のこともこちらで面倒を見れる範囲なら喜んで面倒をみたいと思っている。沐浴を自分が担当することで少しでも休んでくれたならいいなと思っている。
老後にお金に困らないために今の若いうちにできることは何かを真剣に考えている。自分がいなくなってしまった後も妻が困らないように今できることは何かを考えている。
自分で言うのもなんだけど、しっかりと考え行動に移している夫は世の中でみてもいい夫の部類に入ると思う。
ただ、前者に目を向けると、妻が機嫌を保ったり幸せを感じるために必要なものを提供できていないと思う。師匠が当たり前にやっていること、心からそうしたいと思っていることを自分はできていない。
引き寄せの法則もあるので、改善を望むなら、自分のレベルを引き上げる以外にない。
現状を変えるために何ができるか?
では現状で満足しているのか?と言われたら決して満足していない。自分にも至らない点はたくさんあるが、同様に妻にも至らず、決して受け入れることのできない行為がある。
だからといって別れるという思考はあまりに安直すぎる。そもそも、今の、記念日を祝わない。外食は出費と捉えとことん嫌う。2人きりで出かけたいと思っていない。プレゼントを贈り合うなんて無駄な出費だと考えている。贅沢な食事は百害あって一理なしだと考えている。そんな状態のままの自分ならこの先も同じ引き寄せの繰り返しになることは目に見えている。
現状を変えるには、妻が素晴らしい女性に劇的に変わるか、自分が素晴らしい男性に劇的に変わるかのどちらかしかない。
妻に変わって欲しいと願うことや、妻を変えようとすることは時間の無駄でしかない。人は変えられないし、願っても変わらない。だからできることは自分が変わることしかない。
地道でいいから少しづつ一歩一歩着実に変えていく。そして、自分のレベルがあがった先には新しい未来が広がっている。変わった自分に訪れるのは、変わった自分に見合う引き寄せの法則。
この2年間妻と一緒になって、喧嘩もたくさんしたし、否定しあい、押し付け合いもたくさんした。ただ、確実にベースラインは改善して良くなっていると感じる。まだまだ不満はある。でも、2年前よりも、そして知り合う前よりも、今が明らかに幸せ。
相手を変える文句を言うのではなく、まずは自分が変わる。少しづつでいいから自分らしく変える。目的地は明確に、「夫婦円満。仕事に打ち込める環境。そして互いが自分の機嫌を自分でとれる環境」をつくること。
変えるための方向性や新しい基準を教えてくれた師匠に心から感謝。
今、自分が学ぶべきことは「女性」について。男性との価値観の違いやストレスの発散方法を理解すること。
今までの人生で一切教わったこともないし、考えたこともない分野。ジャンボジェットのコクピットの操縦マニュアルぐらいの異世界。
1日やそこらで理解できるものではない。でも、毎日少しづつ学んでいく。
学び始めれば、まったく知らなかったときよりも変わる。1日学んだだけだと何もない。でも1年間学べば365日分が積み重なる。3年間頑張れば1000日を超える。
理解できるか?変われるか?今はわからない。でも初めて見て継続しつづけること以外にできることはない。
日々学習。これから先の人生を絶対に良くする。一度しかないかけがえのない人生だから。
素敵な場所で、春夏秋冬を地肌で感じながら、動物や虫、自然界の生き物たちと共に生きられることに感謝。
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