どんな物を持っていたって、死が迫ってきたらなんの意味もない。
他人の評価も、どれだけの財をなしたかも、死に直面した人たちは考えない。
最後を迎えた人々が一番大切だと思うのは、愛する人をどれだけ幸せにできたか。
自分は好きなことにどれだけの時間を費やせたか。
死の床で人生を振り返って、もっと物が欲しかったとか、何かを買えばよかったと言っている人を私は1人も知らない。
死に直面した人のほとんどが、自分がどんな人生を生きたのか、何をしたのか、家族や近隣の人の知り合いなど、残される人に何かいい影響を与えられたかを考える。
時間は限られている
誰にとっても時間は限られている。
安全に思える環境でも、予想もしない試練に見舞われないという保証はない。
残された日々をどう生きるかは自分の選択次第だ。
自分の感情を表現する
私たちは自分がどれだけ長く生きられるか知らないし、愛する人がいつまでこの世にいてくれるかもわからない。
後悔に苛まれながら死を迎えるより、大切な人に気持ちを伝えておこう。
伝えるのを恐れるのは、相手の反応を恐れるからだ。
自分の気持ちを表現することは、練習することによって上達する。
慣れると心地よくなる。
自分を許す
過去に誰かに何かを伝えられなかったことで罪悪感を抱いてるなら、今、自分を許すべきだ。
罪悪感を抱えていたら、今をめいっぱい生きることはできない。
今こそ、自分に優しくなる時だ。
過ちを犯したのは過去の自分。今の自分まで同じにならなくていい。
最後は愛と人間関係だけ
最後に大切なのは愛と人間関係だけだ。
けれど最後の時に思い立っても、友人と連絡が取れるとは限らない。
先のことは誰にもわからないし、友人にこれほど会いたいと思う時がくるのもみんな知らない。
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